豪快イリコふりかけ
足利のレストラン商品　海山ミックスで評判

【足利】エルマーナ（助戸仲町541、五井ミヤ子社長）が開発したふりかけ「潮実味（しおみあじ）」が、市や県の物産展で徐々に評判を得ている。
エルマーナは、市内でレストランを経営している。「ふりかけは、自分たちで作って食べていて、たまたま店で出してみたらおいしいといわれた。その後、分けてほしいという人が相次いだので、思い切って食品の許可を取りました」（五井社長）。
手作りの「潮実味」は、イリコ、カツオの削りぶし、昆布、松の実、ゴマで出来ていて、100グラム500円。イリコはそのまま入っていて豪快なふりかけのイメージ。茂木町の特産ユズを加えたユズ味、唐辛子味もある。平成８年から販売を始め、市や県の物産展に出品。健康食としても徐々に知られるようになって来た。
五井さんは「海のものと、ゴマや松の実などを使っているので潮実味と名付けました。ご飯や酒のつまみ、サラダにどうぞ」と話している。電話0284-42-5343。

エルマーナの手作りふりかけ
香港の物産展出展へ

【足利】助戸仲町の飲食店エルマーナ（五井ミヤ子代表取締役）で製造販売する、手作りふりかけ「潮実味（しおみあじ）」が、日中国交正常化30周年を記念し、20日から10月3日まで香港で開かれる物産展「ジャパンフェア」に出展される。
ジャパンフェアは香港の購入スーパー・グレートと、三井物産の現地法人・ＭＢＫセントラルが日本食の普及や日本文化の紹介を目的に、共同で企画した。
ＭＢＫセントラルから国内自治体の香港事務所に情報提供の依頼があり、県香港事務所は参考資料として「しもつけ銘産だより」（とちぎ県産品振興協会発行）を提出した。本県関係からは潮実味のほか、那須ハートランドのお菓子、ＪＡしおやのリンゴジュースなどが選ばれた。
潮実味は昆布やいりこ、松の実など５、６種類の材料を使ったふりかけで、食品添加物は一切使用していない。「マイルド味」「ゆず味」「唐辛子味」の３種類があり、ゆず味には茂木産の無農薬ユズを使うなど食材にもこだわっている。
始めは店員の賄い食用だったが、常連客に出したところ好評で、改良を加え商品化した。2000年に県優良県産品推奨状を受けたほか、現在は「ふるさとゆうパック」や通信販売でも扱っている。

料理屋から生まれた手作りふりかけ「潮実味」
日本料理「エルマーナ」　助戸仲町541

トンネル通りカンセキ足利店の駐車場路地を南進した突き当たりに、食品製造と日本料理店を経営するエルマーナ（株）（五井ミヤ子代表）がある。
同社は、手作りニット製品を製造する会社としてスタート、商品は銀座「和光」が出版する「チャイム」に掲載されるなど好評を得たが、五井代表は繊維で培ったコーディネート技術を食品製造に活かそうと業種転換し、現在に至ったもの。
同社製人気商品のふりかけ「潮実味」が、9月20日から10月3日まで開催される日中国交正常化30周年記念「日本食品フェア」で、三井物産香港と香港高級スーパーgreatの全面支援を受け、栃木県名産品として出展されることになり話題を呼んでいる。出展されるのは「潮実味マイルド味」「潮実味唐辛子味」「潮実味ゆず味」（各1個500円）の3点で、これらは8月28日に宇都宮グランドホテルで開催された全国商業青年交換大会栃木大会での、皇太子同妃両殿下行啓記念「とちぎの県産品展示室」にも展示され好評を博した。
同店のほか、太平記館や足利ステーションビル内みやげ品協会で購入でき、また足利の名産品として下野ふるさとゆうパックでも取り扱っている。通販では、電話とインターネットにて受付中。なお、日本料理は完全予約制で不定休。